2005.08.19 Friday
ブログサイト、映像力より
「映像力」というブログを運営されている榊さんが、
30日の無礼講について、コメントを書いてくださっています。
榊さんの構想されているプロジェクトも、タイトルからなかなか
興味深そうです。
http://ameblo.jp/eizoryoku/entry-10003291620.html
30日の無礼講について、コメントを書いてくださっています。
榊さんの構想されているプロジェクトも、タイトルからなかなか
興味深そうです。
http://ameblo.jp/eizoryoku/entry-10003291620.html
2005.08.17 Wednesday
無礼講・キュレーションの有り方
「無礼講」終了から2週間以上過ぎてしまいました。
早いものです。
皆様、残暑お見舞い申し上げます。
そして、「無礼講」に来ていただいた方々、ありがとうございました!
その後、ここにも掲載させていただきましたが、オブチカズオ氏を始め、いろいろとご意見をいただきました。
自分が担当した「あかるいひきこもり」を始め、これはSVPのキュレーションに対する考え方でもあると思いますが、私はキュレーションとは単なる作品の紹介ではなく、作品を見せることを通しながら、キュレーターの発するメッセージを伝えていけるもの、と思います。
そうした意味で、波多野哲朗氏から頂いたご意見、「作品とは新たな「読み」によって更新されていくテクストである」ということは、正にその通りだと思います。同時に、「作品を超越するまなざしではなく、作品とともに輝く(ときには陰に隠れてつつ)テーマでなければならない」というご指摘も、今回の私の反省点と重なりました。
今回のタイトル「あかるいひきこもり」という言葉のインパクトと、その影響については予見していたものの、それについての準備というか、踏み込みが足りなかったことを自覚しているゆえ、上記のご指摘には反論の余地もありません。
一方で、今回の2作品が「ひきこもりに見えなかった」というご意見には、その通りであるということとともに、それでよい、と思っています。つまりこれは、従来のひきこもりを描いたものとして見せたかったのではなく、あくまで「あかるいひきこもり」という、内省の暗部(それもわかりやすいものではなく、普遍的に鬱陶しく抱えるもの)を抱えながらもしぶとく生き抜いていく姿に共感したことを伝えたかったのです。従来のひきこもり、という定義に寄りかからない姿を。
見ていただいた全ての方にお話を聞いたわけではないので、なんとも言えませんが、(皆さん、ぜひ今からでもご感想、ご意見どうぞ!)いずれにしてもこうしたテーマの伝え方、もっと周到にするべきでしたね。特に作家トークでは時間のことに気を使い過ぎて、自分が話しただけで終わったことは本当に失敗。。時間をすっ飛ばしてもいいくらいもっと話し合いをあの場でしてもよかったな、と悔しく思います。まあ、それではオーガナイザーとしてはだめなのですが!でも「無礼講」のオーガナイザーとしては、酒をあおって時間をすっ飛ばすくらいじゃないと!?(過去の事例より)
さてともかくも、これらの反省点を生かしつつ、次回の「無礼講」も行っていきたいものです。おもしろい作品・作家を紹介していくのは、他のところでも既にやっていること。うちがわざわざやる必要はありません。「無礼講」だからこそ見ることができる作品として、語り合えるテーマとしてやっていきたいですね。今回来ていただけなかった方々からも、次はぜひ、と声をかけていただいていますが、今後も皆さんの御参加をお待ちしております。作家として、観客として、キュレーターとして、さまざまな形での御参加、ぜひどうぞ!
早いものです。
皆様、残暑お見舞い申し上げます。
そして、「無礼講」に来ていただいた方々、ありがとうございました!
その後、ここにも掲載させていただきましたが、オブチカズオ氏を始め、いろいろとご意見をいただきました。
自分が担当した「あかるいひきこもり」を始め、これはSVPのキュレーションに対する考え方でもあると思いますが、私はキュレーションとは単なる作品の紹介ではなく、作品を見せることを通しながら、キュレーターの発するメッセージを伝えていけるもの、と思います。
そうした意味で、波多野哲朗氏から頂いたご意見、「作品とは新たな「読み」によって更新されていくテクストである」ということは、正にその通りだと思います。同時に、「作品を超越するまなざしではなく、作品とともに輝く(ときには陰に隠れてつつ)テーマでなければならない」というご指摘も、今回の私の反省点と重なりました。
今回のタイトル「あかるいひきこもり」という言葉のインパクトと、その影響については予見していたものの、それについての準備というか、踏み込みが足りなかったことを自覚しているゆえ、上記のご指摘には反論の余地もありません。
一方で、今回の2作品が「ひきこもりに見えなかった」というご意見には、その通りであるということとともに、それでよい、と思っています。つまりこれは、従来のひきこもりを描いたものとして見せたかったのではなく、あくまで「あかるいひきこもり」という、内省の暗部(それもわかりやすいものではなく、普遍的に鬱陶しく抱えるもの)を抱えながらもしぶとく生き抜いていく姿に共感したことを伝えたかったのです。従来のひきこもり、という定義に寄りかからない姿を。
見ていただいた全ての方にお話を聞いたわけではないので、なんとも言えませんが、(皆さん、ぜひ今からでもご感想、ご意見どうぞ!)いずれにしてもこうしたテーマの伝え方、もっと周到にするべきでしたね。特に作家トークでは時間のことに気を使い過ぎて、自分が話しただけで終わったことは本当に失敗。。時間をすっ飛ばしてもいいくらいもっと話し合いをあの場でしてもよかったな、と悔しく思います。まあ、それではオーガナイザーとしてはだめなのですが!でも「無礼講」のオーガナイザーとしては、酒をあおって時間をすっ飛ばすくらいじゃないと!?(過去の事例より)
さてともかくも、これらの反省点を生かしつつ、次回の「無礼講」も行っていきたいものです。おもしろい作品・作家を紹介していくのは、他のところでも既にやっていること。うちがわざわざやる必要はありません。「無礼講」だからこそ見ることができる作品として、語り合えるテーマとしてやっていきたいですね。今回来ていただけなかった方々からも、次はぜひ、と声をかけていただいていますが、今後も皆さんの御参加をお待ちしております。作家として、観客として、キュレーターとして、さまざまな形での御参加、ぜひどうぞ!
2005.08.11 Thursday
真夏のキノキュッへ
無礼講が終了して早10日も経ってしまいました。
オブチ氏のコメントにも返すべく、自分のまとめをかかなければと思っていますが、
遅れています。。
さて、この14日に私、中沢の作品の上映の機会がありますので、
お知らせさせていただきます。
国立の上映場、キノキュッへ企画のウォーター・マンダラに参加していますので、
ご都合よろしければいらしてください。
その他、先鋭的な映像作家の作品が集まって、見応えのある上映会です。
************************************************************************
国立キノ・キュッヘで開催される『真夏のキノ・キュッヘ』上映会のお知らせです。
新作・近作のフィルム、ビデオ作品が満載です。
************************************************************************
8/14(日) 個人・実験映画の特集です。各地で上映・制作を重ねてきた映像作
家たちによる、アニメーションあり、パフォーマンスありの盛り沢山のプログラム。
見ごたえ十分。気合いを入れて御覧ください!
14:00 個人映像プログラムA(約90分)
山崎幹夫:「富士山へ飛ぶ夢を見るまで」8mm /25分/2005
万城目純:「新作」8mm/10分/2005
片山薫:「新作」8mm/5分/2005
黒川芳朱:「鏡水晶都市」16mm/5分/2005
末岡一郎:「ドイツのひと夏」16mm/6分/2005
谷岡昭宏:「salad film」16mm/3分/2005
高遠瑛:幻灯童話「星の葬―ホシノマツリ-」8mm→DV/25分/2004
森下明彦:「灼熱の幻燈」幻燈/10分/2005
寺嶋真理:「エリスの涙」8ミリ→DV/15分/2004
16:00 オムニバス・ビデオ「ウォーター・マンダラ」
(参加作家:乙部聖子、川口肇、中沢あき、山崎幹夫、高遠瑛、末岡一郎、森下明彦、
万城目純、猪谷美夏、佐々木健、他)
17:00 個人映像プログラムB(約123分)
特別追悼上映:一瀬晴美作品『雨ふり』DVD/5分15秒/1993
小池照男:「生態系-14-留」miniDV/13分/2004
桜井篤史+青井克己: 「囮の愛 瞑い悟り」miniDV/10分/2005
ヤン・ファベーク:「On a Wednesday Night in Tokyo」miniDV/5.35分/2004
袴田浩之:『背徳』miniDV/20分/2005
小口容子:「ワタシの王子」Hi8/20分/2005
吉野哲平:「The Wise-Woman's Prophecy」miniDV/6.5分/2005
真下大輔:「echo of monochrome」miniDV/5分/2005
浅野優子:「水母」miniDV/1分/2005
今泉晶彬:「5カット映像作品集」miniDV/17分/2005
相内啓司:「Aphrodita・金星」miniDV/10分/2005
佐々木健:「sound of cooking」パフォーマンス10分・2005
料金1プロ¥800
2プロ¥1500
オムニバス・ビデオ「ウォーター・マンダラ」:¥500
場所:キノ・キュッヘ
東京都国立市西2-11-32
TEL042-577-5971
問い合わせ:042-380-8270(片山)info@mistral-japan.co.jp
042-577-5971(佐々木)para_kino9@m2.pbc.ne.jp
オブチ氏のコメントにも返すべく、自分のまとめをかかなければと思っていますが、
遅れています。。
さて、この14日に私、中沢の作品の上映の機会がありますので、
お知らせさせていただきます。
国立の上映場、キノキュッへ企画のウォーター・マンダラに参加していますので、
ご都合よろしければいらしてください。
その他、先鋭的な映像作家の作品が集まって、見応えのある上映会です。
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国立キノ・キュッヘで開催される『真夏のキノ・キュッヘ』上映会のお知らせです。
新作・近作のフィルム、ビデオ作品が満載です。
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8/14(日) 個人・実験映画の特集です。各地で上映・制作を重ねてきた映像作
家たちによる、アニメーションあり、パフォーマンスありの盛り沢山のプログラム。
見ごたえ十分。気合いを入れて御覧ください!
14:00 個人映像プログラムA(約90分)
山崎幹夫:「富士山へ飛ぶ夢を見るまで」8mm /25分/2005
万城目純:「新作」8mm/10分/2005
片山薫:「新作」8mm/5分/2005
黒川芳朱:「鏡水晶都市」16mm/5分/2005
末岡一郎:「ドイツのひと夏」16mm/6分/2005
谷岡昭宏:「salad film」16mm/3分/2005
高遠瑛:幻灯童話「星の葬―ホシノマツリ-」8mm→DV/25分/2004
森下明彦:「灼熱の幻燈」幻燈/10分/2005
寺嶋真理:「エリスの涙」8ミリ→DV/15分/2004
16:00 オムニバス・ビデオ「ウォーター・マンダラ」
(参加作家:乙部聖子、川口肇、中沢あき、山崎幹夫、高遠瑛、末岡一郎、森下明彦、
万城目純、猪谷美夏、佐々木健、他)
17:00 個人映像プログラムB(約123分)
特別追悼上映:一瀬晴美作品『雨ふり』DVD/5分15秒/1993
小池照男:「生態系-14-留」miniDV/13分/2004
桜井篤史+青井克己: 「囮の愛 瞑い悟り」miniDV/10分/2005
ヤン・ファベーク:「On a Wednesday Night in Tokyo」miniDV/5.35分/2004
袴田浩之:『背徳』miniDV/20分/2005
小口容子:「ワタシの王子」Hi8/20分/2005
吉野哲平:「The Wise-Woman's Prophecy」miniDV/6.5分/2005
真下大輔:「echo of monochrome」miniDV/5分/2005
浅野優子:「水母」miniDV/1分/2005
今泉晶彬:「5カット映像作品集」miniDV/17分/2005
相内啓司:「Aphrodita・金星」miniDV/10分/2005
佐々木健:「sound of cooking」パフォーマンス10分・2005
料金1プロ¥800
2プロ¥1500
オムニバス・ビデオ「ウォーター・マンダラ」:¥500
場所:キノ・キュッヘ
東京都国立市西2-11-32
TEL042-577-5971
問い合わせ:042-380-8270(片山)info@mistral-japan.co.jp
042-577-5971(佐々木)para_kino9@m2.pbc.ne.jp
2005.08.04 Thursday
オブチカズオ氏より
「日本の○○」に参加していただいた、オブチカズオ氏より、
メールをいただきました。
掲載の許可をいただきましたので、以下に転載いたします。
オブチ氏のホームページでも上映会の詳細コメントが掲載されているとのこと。
ぜひ御覧下さい。
「オブチカズオのアジアンスマイル」
http://www.geocities.jp/asiansmile98/
先日は、「無礼講にする」に参加させていただき、ありがとうございました。
一言で言うと、やはり上映会は良いものだと思いました。
気になったこと
・照明を話す人の方に向けた方が良いと思います。
・会場の中で映像ソースの送り出ししていましたが、
オペレータはやりづらかったのではないかと思います。
・16:9の映像もスクリーンいっぱいに映さなかったのは何故だろうか?
・作者のトークでは、座って話すのはとても良いと思いました。
・事前の告知は十分だったのか疑問
・平日の17時からの上映に来れる人は限定される。
その他、僕のウェブサイトのフロクに書いていますので、ご覧ください。
メールをいただきました。
掲載の許可をいただきましたので、以下に転載いたします。
オブチ氏のホームページでも上映会の詳細コメントが掲載されているとのこと。
ぜひ御覧下さい。
「オブチカズオのアジアンスマイル」
http://www.geocities.jp/asiansmile98/
先日は、「無礼講にする」に参加させていただき、ありがとうございました。
一言で言うと、やはり上映会は良いものだと思いました。
気になったこと
・照明を話す人の方に向けた方が良いと思います。
・会場の中で映像ソースの送り出ししていましたが、
オペレータはやりづらかったのではないかと思います。
・16:9の映像もスクリーンいっぱいに映さなかったのは何故だろうか?
・作者のトークでは、座って話すのはとても良いと思いました。
・事前の告知は十分だったのか疑問
・平日の17時からの上映に来れる人は限定される。
その他、僕のウェブサイトのフロクに書いていますので、ご覧ください。
2005.08.03 Wednesday
アンケートについて
ご来場いただいた方からのアンケートに
目を通させていただいていますが、
その他、こちらのブログへご意見いただいても結構です。
作品の感想、意見、お叱り!?などなど、
奮ってお送り下さい。
お待ちしております。
目を通させていただいていますが、
その他、こちらのブログへご意見いただいても結構です。
作品の感想、意見、お叱り!?などなど、
奮ってお送り下さい。
お待ちしております。
2005.08.03 Wednesday
ご来場ありがとうございました。
佐藤博昭です。
久しぶりに開催した「無礼講」も無事終了いたしました。毎度のことですが、こうした自主的な上映活動ではいろんな方々にご協力頂いたり、ご迷惑をおかけしたりしています。ありがとうございました。
「無礼講」はいまでも必要とされているのかと疑問にも思いながらの開催でしたが、結局自分自身にとって必要なことのような気がしています。
プログラムの準備などぎりぎりまではらはらしましたし、自分の作品制作では思わぬトラブルで躓きました。MacでHDV編集をすることの難しさを痛感しました。何しろ時間がかかります。このことも今後詳しくレポートしたいと思っています。
当日ご来場いただけなかった方にも、少しでも様子を知っていただくためにドキュメントを制作するつもりです。こちらはHPに公開しますのでよろしくお願いいたします。
久しぶりに開催した「無礼講」も無事終了いたしました。毎度のことですが、こうした自主的な上映活動ではいろんな方々にご協力頂いたり、ご迷惑をおかけしたりしています。ありがとうございました。
「無礼講」はいまでも必要とされているのかと疑問にも思いながらの開催でしたが、結局自分自身にとって必要なことのような気がしています。
プログラムの準備などぎりぎりまではらはらしましたし、自分の作品制作では思わぬトラブルで躓きました。MacでHDV編集をすることの難しさを痛感しました。何しろ時間がかかります。このことも今後詳しくレポートしたいと思っています。
当日ご来場いただけなかった方にも、少しでも様子を知っていただくためにドキュメントを制作するつもりです。こちらはHPに公開しますのでよろしくお願いいたします。
2005.08.03 Wednesday
御礼!
7月28日から始まった、「無礼講にする」が、
30日をもって無事終了いたしました。
3日間全プログラムを通した集客数は、
のべ100人強。
御参加いただいた観客・作家の皆様、
どうもありがとうございました。
この2年半振りに再開しました上映会、
今回のことをふまえて今後もプログラムや
内容の充実に努めてまいりたいと思います。
次回の御参加も、ぜひお待ちしております!
中沢あき
30日をもって無事終了いたしました。
3日間全プログラムを通した集客数は、
のべ100人強。
御参加いただいた観客・作家の皆様、
どうもありがとうございました。
この2年半振りに再開しました上映会、
今回のことをふまえて今後もプログラムや
内容の充実に努めてまいりたいと思います。
次回の御参加も、ぜひお待ちしております!
中沢あき
2005.08.01 Monday
ありがとうございました
多くの方に支えられ、上映会を無事終える事が出来ました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
私事ではありますがスタッフとして、また一人の作者として
初めて参加した経験は貴重なものだったと感じている次第です。
本当にありがとうございました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
私事ではありますがスタッフとして、また一人の作者として
初めて参加した経験は貴重なものだったと感じている次第です。
本当にありがとうございました。
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